17日のニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均は続落した。終値が前日を下回るのは9営業日連続で、米メディアによると、1978年以来46年ぶり。米国の金融政策の先行きに懸念が広がり、幅広い銘柄で売りが先行した。
ダウは前日比267.58ドル(0.61%)安い4万3449.90ドルで取引を終えた。重荷になったのは米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策をめぐる不透明感だ。
米国の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)は18日、2025年の利下げ回数の見通しを公表する。前回9月時点の見通しよりも利下げ回数が減らされるとの見方が強まり、株式市場で警戒感が広がった。
足元では物価高(インフレ)…